真性包茎によるコンプレックス
真性包茎には衛生的ではないなどの身体的な問題がありますが、精神的な弊害もあることを忘れてはいけません。
日頃は衣服を着用しているので分かりませんが、温泉などに入る際には見た目の問題を感じるでしょう。隠すために股間をタオルで隠し続けるのも不自然ですし、友人などと一緒に旅行に行くのにも抵抗を感じるようになります。
このようなコンプレックスは一時的なものだと思われがちですが、宿泊を伴う旅行などをすべて拒否しているうちに内向的な性格になってしまったり、周囲からも誘われることがなくなるなどの二次的な問題につながります。人間はコンプレックスを無意識に隠そうとすることで、精神を守りますが、守ることで周囲から浮いてしまうということです。
弊害としては大きく、現実の行動にも作用していることが分かります。中には過剰に反応してしまい、自分はそうではないが他の人を真性包茎ではないかなどの噂を立てて信頼を落とす人までいます。
真性包茎で自分に自信が持てない
真性包茎の弊害として、自分自身に自信が持てないということも上げられます。常に自分は真性包茎だという強い思いがあるために起こる弊害で、自信の喪失から人と積極的に話せなくなったり、特に異性に対してどのように対応したらいいか分からないという人が多いです。
決して真性包茎だから女性からの受けが悪いということではないのですが、日々の生活の中で自分がマイナスに思い込んでいることに、さらに理由付けしてしまうというのが大きな弊害です。自分に対する肯定感も低くなり、こんな状態だから仕方がないと負のスパイラルに陥ってしまう人も少なくありません。
入浴の際だけでなく、トイレに行くたびに意識してしまい、性格まで暗くなることも多いです。体の問題が精神的な問題につながり、さらにその問題が大きくなっていくというのが特徴です。友人などに相談しにくいというのも、問題を大きくしている一因で、一人で抱え込んでいる人が多いことが分かります。
まとめ
真性包茎というのは決して体だけの問題ではありません。コンプレックスを感じて、旅行などの人付き合いが悪くなってしまったり、自信が持てなくなってしまうからです。特にこの問題は人に相談できないという点で一人で問題を抱え込みやすく、負のスパイラルに陥ってしまう人が多いです。自然に治るということがないので、何年も悩み続けている人もいるでしょう。性格が暗くなってしまったり、内向的になるなど人生を楽しめなくなる人もいます。